イントロダクション
人工都市ガルドに眠る秘密をめぐり、能力者達の戦いの幕が上がる！
3度の世界大戦が「国家」という枠組みを解体し、「企業」に人々が帰属する時代。
精神力を物理的な力等に変換できる能力者達が生まれ始める。
彼らは恐怖と嫌悪を込め「E'S」と呼ばれた―――。
著者：結賀さとる
「E'S」ファイナル直前緊急企画!!
戒
妹・光流と共にアシュラムで育った能力者。戦闘力は高いが他人を傷つけることにためらいを抱いている。
明日香
ガルドの住人。動物好きな優しい心の持ち主で、任務により怪我をした戒を救う。料理が壊滅的に苦手。
勇基
ガルドの「便利屋」で明日香の義理の兄。戒を拾ったことで様々な危険に巻き込まれていく。
光流
戒の妹。彼女も能力者でその能力は絶大であると語られるが病弱のため入院治療中。
神龍
アシュラムの能力者。性格は攻撃的。アシュラムに入る前の体験により、能力者以外の人間を嫌っている。
神露
アシュラムの能力者。同じ部隊に入隊した戒に対して好意を抱いている。神龍とは双子の姉弟。
マリア
ゲリラの一員で非合法能力者。ゲリラの指導者である祖父・衿宮を何よりも大切に思っている。
曳士
アシュラムの能力者部隊を指揮する謎の多い人物。戒とその妹光流に特別なこだわりを持っている。
マキシム
曳士の配下の能力者で極めて高い能力を有する。曳士の命で戒をアシュラムに連れ戻そうとする。
ガルド
遺棄された巨大な人工都市。アシュラムはこの地に関心を持っており、ガルド再開発プロジェクトを立ち上げることで、本格的な支配に乗り出そうとしている。
アシュラム
第三次世界大戦後、国家という枠組みに代わって世界を支配し始めた十二企業の中の一つ。能力者の戦闘部隊を持ち、世間から迫害されている能力者を保護する。
抵抗勢力
ガルドで活動する非合法の能力者集団。十二企業とは立場を異にし、特にアシュラムとは犬猿の仲。現在はアシュラムによって壊滅状態。
能力者
大戦後の荒廃した世界に突然変異的に発生した。精神力を物理的な力などに変換することができる。力を持たない一般人たちの嫌悪と恐怖の対象になっている。
Gファンタジーコミックス
E'S(16)
破壊と創造…星は 明日を選択した。 封鎖されたガルドに危機が迫る中、戒は長き彷徨の果てに曳士と対峙する！ 12年に渡る長期連載、260ページの大ボリュームで堂々完結！
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E'S(15)
王が生まれ、愚者は退場する。
異変が続くガルドで、教会とアシュラムの隠された関係が明かされ、マキシムと対峙した戒が、曳士の秘密を知る。真実が浮かび上がる15巻!!
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E'S(14)
偽りの記憶、本当の自分。
自分の記憶がアシュラムによって操作された偽りことを思い出した戒。｢作られた自分｣という存在に迷いを抱きながら、彼は一つの決心をする。
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E'S(13)
眼前の危機と、過去の罪。
能力の使えない戒が会議場の人質事件救出に向かう時、ガルドに異変が起こり始め、曳士の父の歪んだ過去が明かされる。サイキックSFアクション。
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E'S(12)
明日香、覚醒―――！
精神感応力の萌芽を見せた明日香が襟宮の遺言と遭遇し、戒は神龍とガルドの秘密を探る。ネオSFロマン、緊迫！
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E'S(11)
始まりの終わり、終わりの始まり。
アシュラムに対してガルドへとどまる意志を示した戒。平穏な日々は終わりを迎え、戦いの日々が始まろうとしていた！
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E'S(10)
病院での事件を発端に、マリアを守るためアシュラムに自分の居場所を知らせる戒。彼をめぐる局面は新たな展開を迎え、物語は過去へと向かう。
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E'S(9)
明日香が能力者である可能性を示唆するマリア。半信半疑の戒に対し、動揺を隠せない勇基は闇医者浅倉の元へ向かう。
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E'S(8)
戒の悩みは消えない―… だが、ガルドにある「何か」を求め、周囲の策動はさらに大きく彼を揺り動かす。
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E'S(7)
アシュラム、教会、ゲリラ…様々な思惑が交錯する中、戒たちは生き延びることが出来るのか――！！
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E'S(6)
戒はただ一人、勇基と明日香はマリアに伴われてガルドの地下深いエリアに赴く。そこで彼らが出会ったものは―。
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E'S(5)
教会では幼い能力者の人為的な操作が行われていた。人を傷つけないために強くなる。その思いは戒をガルドへ向かわせる。
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E'S(4)
明日香をゲリラの指導者衿宮に会わせることに承諾する勇基。また、アシュラム内部では戒を連れ戻そうとする部隊が編成される。
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E'S(3)
戒が消えた人工都市ガルドで、マリアが勇基に接触する。一方、教会に能力を拘束されなす術もない戒が目にしたのは…。
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E'S(2)
アシュラムの実態を知り、戻るべきか迷う戒。ガルドの闇医者の診察を受けるが、封じられていた過去の記憶が浮かび上がる…。
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E'S(1)
企業が国家になりかわった時代。アシュラムの能力者部隊戦闘員・戒=玖堂が人工都市ガルドで見たものは―？
©2009 Satol Yuiga/SQUARE ENIX