イントロダクション
特殊な力を持つ“植物の種”が存在している世界。中でも希少な“種”の研究・栽培を認められた者は「グランネリエ」という国家資格を与えられ、資格を持たない者の研究・栽培は厳しく取り締まられていた――とある田舎村に父と暮らす少年・リュカ。彼は違法に栽培した希少な“種”を売ることで生計を立てる日々を送っていた。一方、父は妻の死をきっかけに謎の“種”の研究にのめり込んでしまう。父の様子に不安をつのらせるリュカだったが、ある夜、グランネリエ研究機関の治安部隊が現れたことで、その運命は大きく動き出していく…。
気鋭作家・宝井理人が描く本格ファンタジーストーリー、ここに開幕!!
著者:宝井理人
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月刊Gファンタジー2013年10月号から連載開始!
リュカ・アングラード
種、植物に関する知識が豊富な少年。幼い頃に母を亡くし、父と二人で暮らしてきた。研究に没頭している父に代わり、希少な種を密かに栽培して生計を立てている。
アベル・ギヴァルシュ
リュカの友人の、心優しい少年。将来はリュカとともにグランエリエになって、村の守り神とされる大木を研究することで、みんなを豊かにすることを夢見ている。
クリストフ・アングラード
リュカの父で、元・グランネリエの研究員。妻を亡くして以来、首都を離れ、部屋にこもって謎の種の研究に没頭している。
イーヴ・ギヴァルシュ
アベルの父。村に越してきたばかりのリュカ親子にパンを分けてくれるなど、何かと彼らを気にかけてくれる。怒ると非常に怖い。