イントロダクション
時は明治。帝都を遠く離れた山口県の村が一夜にして全滅する事件が起きる。陸軍特秘機関零武隊が事件の調査に乗り出し、零武隊隊長の息子日明天馬も友人帝月、瑠璃男と共に赤間関(今の下関市)に呼び寄せられる。そこで彼らが目にしたのは“この世にあってはならないもの”だった!
著者:柴田 亜美
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日明天馬(ひあき てんま)
武家の名門日明家の子息で、正義感の強い少年。
帝月(みかづき)
死者の残した想いを聞くことができるカミヨミの一族。
瑠璃男(るりお)
帝月とその妹が養われる近円寺家の使用人。帝月に忠誠を誓っている。
菊理(ククリ)
ヨミ師の頂点、カミヨミの一族の姫。天馬の婚約者でもある。
日明蘭(ひあき らん)
日本陸軍の大佐で天馬の母親。天馬に対して常に厳しく接している。
八俣八雲(はちまた やくも)
東京警視庁警視総監。日明大佐とは旧知の仲らしい。
カミヨミ
モノに残された人の思念を読む「ヨミ師」の中でも最高の力を持つ術士の称号。代々女性がその役を勤めるが、その力は禁忌であり危険も大きい。
零武隊
日本陸軍の特秘機関。軍の活動の闇の部分であり、表ざたにできない事件を秘密裏に解決する役を担っている。
明治
文明開化の名の下、急速に発達する文化の影に古来よりの闇の生き物達もうごめく混沌の時代。