お伽の匣のレト 第1話
お伽の匣のレト 第1話
著者:三部けい
助言・協力:一般社団法人 阿寒アイヌコンサルン
大雪の中をさまよい歩いていた少年レトは、アイヌの村に保護される。
レトが持っていたものはただ二つ、
母親が何者かに殺されたという記憶と、刀身のない古い山刀だけだった。
時は経ち、レトは村の一員として美しい大地に囲まれ穏やかな日々を送っていた。
そんな村にはある一つの言い伝えがあるという。
村のどこかに「
果たして言い伝えは本当なのか、そしてレトの持つ山刀に隠された秘密とはいったい・・・!?