一鬼夜行
原作:小松エメル (『一鬼夜行』ポプラ文庫ピュアフル刊)
漫画:森川侑 (第22回スクウェア・エニックスマンガ大賞 大賞受賞)
©Emel Komatsu 2010
STORY
江戸幕府が瓦解して五年――。強面で人間嫌いの古道具屋主人・喜蔵の家に、ある日突然、百鬼夜行からはぐれた鬼・小春が落ちてきた。小春はずうずうしく居候を決め込み、喜蔵はそれを嫌々受け入れる。そして二人は数々の妖怪沙汰に巻き込まれることになり…!?
CHARACTER
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喜蔵(きぞう)
曽祖父の代から続く古道具屋の主人。腕は確かなのだが、無愛想で強面のため、人付き合いに難あり…。
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小春(こはる)
かわいらしい見た目に反して大食らいの自称大妖怪。百鬼夜行からはぐれ、喜蔵の家に転がり込む。
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彦次(ひこじ)
喜蔵の幼なじみ。男前なのだが、怖がりで情けない性格。しばしば妖怪沙汰に巻き込まれてしまう。
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深雪(みゆき)
牛鍋屋・くま坂(さか)の看板娘。芯が強く、いつも笑顔を絶やさない。何やら喜蔵が気になる様子だが…??
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硯の精(すずりのせい)
喜蔵の店に居つく最古参の付喪神(つくもかみ)。しばしば喜蔵に説教を垂れる。